OpenSeaは、待望されていたSEAトークンのローンチを延期すると発表した。リワード・ウェーブの終了および一部トレーダーへの任意の手数料返金を実施し、刷新されたマーケットプレイスへの利用促進を目的に、3月31日から60日間トークン取引手数料を0%に設定する。
OpenSeaの共同創業者デビン・フィンザー氏は、暗号資産市場の厳しい環境の中で無理にトークンを開始するよりも、準備を万全に整えることを優先すると表明。Xへの投稿で、OpenSea Foundationは当初3月30日にローンチの第一歩を踏み出す予定だったが、スケジュールの延期を決定したと述べた。「延期は延期だ。取り繕うつもりはないし、どう受け取られるかも分かっている」とも記している。
同氏によれば、財団は予定通り進めることも検討したものの、SEAトークンが「一度しかローンチしない」ものである以上、時間をかけてデビューをコミュニティの期待に応えるものにすることが重要との判断に至ったという。
今回の発表に伴い、フィンザー氏は現行のリワード・キャンペーンを段階的に終了し、進行中のリワード・ウェーブが最後の実施となることを確認。リワード・ウェーブ3から6の期間中に取引したユーザーは、該当期間のプラットフォーム手数料の任意返金を受けられる。返金を選択した場合、それに対応する「Treasure」リワードはアカウントから削除されるが、Treasureを保持するユーザーは今後のトークン生成イベントでの配分対象として扱われる。
さらに、OpenSeaチームは3月31日からの60日間、同社プラットフォームのトークン取引手数料を0%に引き下げると発表。これは刷新したマーケットプレイスをユーザーに試してもらう狙いがある。
フィンザー氏は、財団が明確かつ慎重に設計したスケジュールを提示できる段階になるまでは、新たなSEAローンチの日程を発表しないと付け加えた。
「私たちは会社として大きな野心を持ち、長期戦で取り組んでいる。モバイル上でノンカストディ型暗号資産を快適に使えるようにすることは、その始まりに過ぎない」と述べ、「全ての取り組みに非常に高い基準を設け、このコミュニティと私たちの注いでいる全てにふさわしいローンチを実現するため、これほど慎重である理由でもある」と説明している。
