Robinhoodの第3四半期における暗号資産取引事業は前年同期比で55%減少したものの、市場予想を超える結果となった。
同社が火曜日に発表した決算によると、暗号資産取引収益は第3四半期に1億2,000万ドルに減少し、前年同期の約2億6,700万ドルから大幅に減ったが、ウォール街のアナリスト予想1億1,410万ドルは上回った。
暗号資産収益はRobinhoodの四半期総収益14億2,000万ドルのうちわずか8.4%を占め、前年同期の約21%から大きく低下した。
この収益減少は、Robinhoodの各プラットフォームにおける顧客の暗号資産取引の減少によるものだ。暗号資産の総取引量は前年同期比38%減の500億ドルで、そのうちRobinhoodアプリ経由は210億ドルで48%減、暗号資産取引所Bitstamp経由は290億ドルで28%減少した。
暗号資産取引収益が落ち込む一方、Robinhoodのより広範な事業は成長を続けた。オプション取引、株式取引、予測市場の成長が支えとなり、総収益は前年比12%増の14億2,400万ドルとなった。市場予想は14億3,000万ドルだった。
具体的に、オプション取引収益は3億9,900万ドルで前年同期比31%増、株式取引収益は1億2,100万ドルで41%増加した。また、予測市場は1億7,300万ドルを稼ぎ出し、前年同期比で6倍超の増加となった。
第3四半期の1株当たり利益(EPS)は0.51ドルで、コンセンサス予想の0.55ドルを下回った。
暗号資産取引の低迷にもかかわらず、Robinhoodはデジタル資産事業の拡大を続けている。同社によれば、ブロックチェーンネットワークであるRobinhood Chainはメインネット稼働開始後最初の四半期で、分散型取引所における取引量で800億ドル超を処理し、チェーン手数料として5,000万ドル超を生み出した。
これらのチェーン手数料はブロックチェーン上の活動の反映であり、Robinhoodが公表している暗号資産取引収益とは区別されるべきものである。同社はチェーン手数料のうちどれだけを収益計上しているかは明らかにしていない。
なお、同社株は時間外取引で約5%下落した。
