Solana基盤DeFiプラットフォームDriftに進行中の攻撃、出入金を停止

Solana基盤の分散型金融(DeFi)プラットフォームであるDriftは水曜日、自身のプラットフォーム上で「進行中の攻撃」が発生しているとしてユーザーに警告し、出金と入金を停止したことを発表した。

同アカウントは「私たちは複数のセキュリティ企業、ブリッジ、取引所と連携し、この事案の封じ込めにあたっている」と説明している。

Driftはこれに先立ち、自身のプロトコル上で「異常な活動」を調査中であると述べており、プラットフォームが悪用された可能性に対する懸念が広がっていた。

DriftはXへの投稿で「プロトコル上で異常な活動を確認しています。現在調査中です。調査が完了するまで、プロトコルへの資金の入金を控えてください」と表明した。さらに「これはエイプリルフールの冗談ではありません。次の通知があるまで注意深く対応してください。追加の更新はこのアカウントからお知らせします」と付け加えた。

この警告により、暗号資産コミュニティでは様々な憶測が飛び交い、一部ユーザーは自身が保有するポジションに異常な挙動を確認したと報告している。

また、HeliusのCEOであるMert Mumtaz氏も別のX投稿で懸念を示した。同氏は「まだ100%確定ではないが、Driftがエクスプロイトされている可能性が高い」と記した。HeliusはSolana上の重要なインフラ提供者であり、開発者や各種プラットフォーム向けにブロックチェーンデータへのアクセスを提供するAPIやノードサービスを展開している。

Arkhamのデータによれば、2億5000万ドル超がDriftから一時的なウォレットへ移動し、その後さらに複数の別アドレスへ転送された模様だ。記事執筆時点では、移動先のアドレスに残る資金は60万ドル未満となっている。

Drift(DRIFT)トークンの価格は、エクスプロイトが報じられてから数時間のうちに20%超下落し、記事執筆時点で約0.05ドルで取引されている。

もしエクスプロイトが確定すれば、ユーザー資金への影響は避けられず、近頃成長が見られていたSolanaのDeFiエコシステム全体にも大きな圧力がかかる見込みだ。

Solana(SOL)の価格はここ数時間で一時的に下落したものの、底値の83.82ドルを付けてからはやや回復しており、この日の全体の取引では依然として1%超の上昇を維持している。

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