ビットコイン急落、一時62,000ドル割れ 15億ドル超のロングポジション清算が影響

ビットコインは香港時間の木曜日朝、一時62,000ドルを下回り、過去24時間で15億ドルを超えるレバレッジをかけた暗号資産が清算された。この強制売却の波が、市場の数か月ぶりの急落を一層加速させている。

CoinGlassのデータによると、暗号資産市場全体で20万8,000人以上のトレーダーが清算され、その損失のうちビットコインが8億ドル超、イーサリアムも3億8,600万ドルの損失を計上している。

この清算の動きは機関投資家の需要低迷とも連動している。SoSoValueのデータでは、今週だけで米国の現物ビットコインETFから約10億ドルが流出し、これらのファンドで連続した純流出が続いていることが明らかとなった。

Presto Researchは木曜日のリポートで、ビットコインの下落は特定の暗号資産に限定される要因ではなく、より広範な投資家資金の競合状況を反映したものと指摘した。

同社は、2024年のビットコインの主要な下落局面が、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待が後退する中、金や人工知能関連株の上昇とほぼ同時期に発生している点を強調している。

Presto Researchはこの傾向が続く場合、ビットコインの回復は暗号資産市場の動向よりも、インフレ懸念の緩和や流動性に敏感な資産への資金シフトに依存する可能性が高いと論じている。

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