featured 25

WLFI、Apexとのステーブルコイン提携で10%上昇 BTC・ETHを上回るパフォーマンスを記録

トランプ関連のWorld Liberty Financial(ワールド・リバティ・ファイナンシャル)に紐づくトークンWLFIは、総資産3.5兆ドル規模の資産管理・信託会社が同社のステーブルコインUSD1をトークン化ファンドの決済レールとして試験運用すると発表したことを受け、約10%の急騰を示した。

CoinDeskの市場データによると、アジア時間の午前中におけるWLFIの上昇は、いずれも0.5%下落したビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をアウトパフォームした。

この価格上昇は、水曜日にフロリダ州マール・ア・ラーゴで開催されたWorld Liberty Financialフォーラムで、登壇者がステーブルコインを米国の金融覇権の中核として積極的に推進した流れの中で起きたものである。

共和党オハイオ州選出の上院議員バーニー・モレノ氏はイベントにて、「現実として、金融システム全体は今後5年でこの50年間とは全く異なる姿になる」と述べ、「この変革はどこかで必ず起きる。重要なのは、それがアメリカで起きるのか、それとも海外で起きるのかだ」と強調した。

さらにモレノ議員は、米国がデジタル資産市場の次の金融イノベーションのフェーズを主導し、世界の覇権を失わないためには明確な規制整備が不可欠であり、「今後90日以内に市場構造に関する立法を成立させなければならない」と述べた。

イベントにはコインベースのCEO、ブライアン・アームストロング氏も登壇し、市場構造法案の重要性を強調。現状の停滞の原因は各銀行個別ではなく銀行業界団体にあるとの見解を示した。

World Liberty Financialの共同創業者ザック・フォークマン氏は、USD1を単なるリテール向けステーブルコインと位置づけるのではなく、現実の決済や国際送金などで使える「機関投資家グレードのドル」として開発していると説明した。

フォークマン氏は、「我々が目指しているのは機関投資家グレードのドルである」と述べ、同トークンがChainlinkのリアルタイム準備金証明機能(proof of reserves)を備え、ユーザーがオンチェーンで裏付け資産の確認を行える仕組みを採用していると語った。

また、フォークマン氏は2月初旬に香港で開催されたConsensusで、近くWorld LibertyのFXプラットフォームを発表予定であることも示唆していた。

水曜日のフォーラムでは、USD1をグローバル決済の橋渡しとして位置づけ、まず米国—メキシコ回廊での運用を開始し、将来的には最大40通貨をサポートする範囲に拡大する計画を明らかにした。「これは決済ブリッジとしてのUSD1だ」と協調した。

加えて、ステーブルコインのユースケースをAI主導の商取引に連携させる構想も示された。

フォークマン氏は、「我々はAIエージェントが自律的に取引を行う世界に突入しつつある」と述べ、「AIエージェントは銀行口座を開設できず小切手にも署名できないが、ステーブルコインは保有可能だ」と指摘した。

「我々が構築しているのは完全な金融システムだ」とフォークマン氏は締めくくった。

OFFICIAL PARTNER

INSYT 読者向け特典

取引開始に使える特典をご案内しています。
登録は数分で完了します。

無料で登録する
上部へスクロール