XRPは先週の上昇分をさらに失い、水曜日に売り圧力によりトークン価格が$1.15のサポートを割り込みました。この水準は、最近$1.20を超えた動きを背景にトレーダーが注目していたポイントです。
下落は取引量の多い局面で発生し、数ヶ月間すべての戻り高値を阻んできた下降トレンドラインから再び反発される形となりました。これにより弱いトレンドが更に強化されました。
XRPは現在、米国における暗号資産規制強化期待と、市場で物語性よりもテクニカル面を重視する動きに板挟みとなっています。トレーダーは、サポートがおよそ$1.10、レジスタンスがおよそ$1.25に位置する、約1年間継続している対称三角保ち合いの動きを注視しています。
24時間の取引でXRPは$1.1873から$1.1465へ約3.4%下落しました。最も強い売り圧力はUTC15:00頃に現れ、取引量は1億3420万XRPに急増し平均の約170%に達しました。この時点で$1.1550のサポートを割り込みました。
買い手は$1.13付近で反応し、XRPは再び$1.15付近まで押し戻されましたが、下落後のサポート奪還には至っていません。
今回の重要なポイントは、$1.15レベルの喪失です。この価格は先週のブレイクアウト後にサポートとして機能していましたが、現在はレジスタンスへ転じるリスクがあります。XRPは$1.25付近の下降トレンドラインの下で複数回跳ね返されており、同ラインがチャート上で最も重要なレベルであることを裏付けています。
取引量は回復局面よりも売りの局面で増加しており、遅い時間帯の反発にもかかわらず売り手が主導権を握っている状況です。より広い視点では、XRPは$1.10付近のサポートと$1.25付近のレジスタンスの間で市場が圧縮されており、対称三角保ち合いの頂点に近づくにつれて価格帯は徐々に狭まっています。
強気派が勢いを回復・維持するためには、まず$1.15の回復が課題となります。サポートは$1.13〜$1.14付近にあり、さらに大きな支えとして$1.10付近も意識されています。一方、レジスタンスは$1.17から$1.25にかけて密集しており、最近の反発はこの領域で繰り返し失速しています。
$1.25の上抜けが実現すれば相場環境は一変する可能性がありますが、それまではトレーダーはこの上昇を新たなトレンドの始まりとは捉えず、レジスタンスの試験として見る可能性が高い状況です。
