XRPはここ数週間で最も強い買いが入り、機関投資家の資金流入やETF需要を背景に1.20ドル付近までの上昇を目指す展開が続いている。
XRPは直近の売り圧力後、最も高い取引量を伴い、重要な抵抗帯である1.14ドルから1.15ドルを再び突破した。これは短期的な反発にとどまらず、基盤形成の兆しを示している可能性がある。
今回のXRPの反発は一時的なデッドキャットバウンス(死んだ猫の跳ね返り)ではなく、市場が底を築こうとしている様相を呈している。買い手はトークン価格を1.14ドル、さらに1.18ドルまで押し上げ、売り圧力が高まった以降で最も高い取引量を記録した。トレーダーはこの回復が、かつて上昇を抑えていた1.20ドルから1.30ドルの抵抗帯まで続くかに注目している。
XRPに連動するETFはローンチ以来、累計約14億ドルの資金流入を達成。5月は機関投資家の需要が特に強かった月となった。
直近では2,500万XRP以上が取引所から引き出される動きが続き、市場全体に弱さが見られるなかでも長期ホルダーは蓄積を継続しているとみられる。大口XRP保有者のアドレス数は過去最高を更新し、大口投資家が調整局面でエクスポージャーを増やしているとの見方が強まった。
XRPは24時間で1.1503ドルから1.1866ドルへ約3%以上上昇した。特に6月14日21時(UTC)の取引セッションでは取引量が1億760万XRPに膨らみ、日平均の4倍を超え、1.14ドル付近の抵抗を突破した。
モメンタムは引けまで継続し、XRPは一時1.1928ドルに達した後、1.18ドル以上での値固めに入っている。
最も重要なのは1.14ドルから1.15ドルのゾーン奪回である。この価格帯は最近の下落局面で抵抗帯として機能していたが、現在はサポートへ転換している。
取引量もこの変化を裏付けており、以前の短期的な反発とは異なり、今回の上昇はショートカバーだけでなく持続的な参加によって支えられている。
日次のモメンタム指標も改善を続けている。複数のアナリストはXRPが1.05ドルのサポートゾーンを試した際に強気のRSIダイバージェンスが認められたことを指摘し、これはトレンド失速の兆しとして知られている。
広範な下落トレンドはまだ完全には崩れていないが、市場はもはや急落中のトークンのように扱っていない。数週間ぶりに安値切り上げと高値更新の兆候が浮上し始めている。
1.18ドルはブレイクアウト後の最初のサポートレベルとなり、その後により重要な1.14ドルから1.15ドルのゾーンが続く。直近の目標は心理的節目の1.20ドルであり、ここで利益確定の動きが生じる可能性がある。
1.20ドルを上抜けると、複数のフィボナッチ水準やトレンドライン抵抗が集中する1.27ドルから1.30ドルのエリアへ注目が集まる。
XRPが直近のブレイクアウトレベルを維持する限り、市場の回復は建設的に進んでいると判断できる。ただし1.14ドルを割り込むと強気シナリオは弱まり、今回の上昇が単なるショートカバーの反発に過ぎなかった可能性が懸念される。
